あきよししまの人生記録

私の人生ややこしい。いろいろと煩わしい心の中、断ち切るすべを模索中。

あの頃、ホントがんばったなぁ。

母のいなくなった生活はなかなか大変ではあったが、祖母たちに来てもらう頻度も少しずつ減らしてもらい、祖母たちが来ない日は自分勝手に家事もできるので、正直ちょっと楽しみでもあった。祖母たちもそれぞれ持病を抱えて病院に通っていたり、と大変そうだったし、そのうち3人だけの生活になった。それでもたまにご飯のおかずを持って私たちの様子を見に来てくれていた。

家族3人、全員朝型で早起きだったのは本当に良かったと思う。忙しい朝は洗濯とご飯の支度で手いっぱい。冬の朝は寒いからと、父が洗濯物を干してくれた。父はきれい好きだったが、元々とても器用でマメなので、会社から帰って来てからも、食事の支度も掃除も手際よくちゃっちゃっとやってくれた。私はボール恐怖症を克服しようと部活にバレーボール部を選んで頑張り始めたところだったが、さすがに続ける事が難しくなり、辞めさせてもらった。でも…本当はそれより練習がきつかったのと、バレーには才能がなさそうな自分に気づいていて、それを言い訳にする、という小ずるい事をしたのかもしれない。

大変ながらもなんとかやれていた私たち。自分のお父さんがうちのお父さんで本当に良かった、といつも思っていた。

そんな生活が1年半程続いたある日の夜、あの私の苦手な伯母が突然うちにやって来た。