あきよししまの人生記録

私の人生ややこしい。いろいろと煩わしい心の中、断ち切るすべを模索中。

妹、誕生。

高校生になると妹が生まれた。年が離れているので私がお母さんと間違われたりした。妹は可愛かったけど、母親が難しすぎてなついてくる幼い妹にすら接し方に気を遣い、家では毎日疲れた。この頃から私はこの母親と仲良くしようとする努力は一切無駄だと思い、家族として絶対に成立しないと諦めていた。

一方で、高校は別々になったが、14歳で始まった私の恋は順調で、手さえつないだこともなかったけど、彼のおかげで毎日がバラ色、ウキウキ浮かれていた。

学校のクラスには髪を茶色にし、スカートを床まで引きずり、鞄をペッタンコにして更にバンドエイドを貼って『私はキズもの』をわざわざアピールする本当はいい子なのに、悪ぶる子たちもいた。こんな格好して学校に来ても先生には怒られ、授業には出ず、屋上でタバコを吸ってるくらいなら、学校になんて来なきゃいいのに。と白い目で見ていた私だが、どこかで「あんな風に私も自分をさらけ出せたらいいのに。」と彼女たちがうらやましかった。