あきよししまの人生記録

私の人生ややこしい。いろいろと煩わしい心の中、断ち切るすべを模索中。

疎外感

家では悶々としながらも、学校はそれなりに楽しく、たまに彼氏と会う約束をすると、その日に向けてルンルンしていた。

高校2年生の時には、勉強なんて全く興味のなかった私は、うちの経済状況も考えて就職しようと思っていた。当時は各会社から学校にスカウトマンが来て、説明会などもあり、就職希望の子たちは仕事を選び放題だった。彼氏は大学進学を決めていたので、離ればなれにならないようにお互いの進路を近い場所にしようと決めた。私は東京某所の会社の面接を受ける事にして、彼も東京の大学受験に向けて勉強に本腰を入れだした。そして、3年生になると彼の邪魔をしないようになるべく会わないようにしていた。しばらく会えずにいるとなんとなく気持ちが冷めかけた気がした。そして彼も遠くの大学を受けると心変わりをして、私たちは一旦、卒業前にお別れをした。

私は学校でも仲のいい子と一緒にトイレに行くような子ではなく、教室の移動も大体一人だった。お弁当だけは一人で食べると孤独感が満載になり、優しい子たちが仲間に入れてくれたけど、やっぱり仲良しグループの中にいると疎外感を感じていた。早く就職して自由になりたいとばかり考えた。