あきよししまの人生記録

私の人生ややこしい。いろいろと煩わしい心の中、断ち切るすべを模索中。

就職

高校を卒業した私は、なんとなく決めた会社にただお金を稼ぐためだけに就職した。何か夢や目標を持って大学や専門学校に行く子や、ちょっとでも『好きだから』とどこかの会社に就職する子たちがうらやましかった。私はいつも自分が何を好きなのかわからなかった。

仕事は当時急成長のコンピューター関係。現在でも誰でも知っている大手だった。周りからは「これからの会社だよね。」とか言われたが、実際はどんな会社かよくわからずに適当に決めたし、漠然と20代のうちに結婚したいと思っていたから、それまでの腰掛けの仕事と甘く見ていた。実際、言われた通りの事しかやらなかったし、それでも18歳の女の子には充分な額のお給料をもらえるし、会社の人と食事に行っても、相手が男性ならば女子はおごってもらえる時代だった。私はおしゃれにも興味がなかったので、(今もだけど)服や美容にもお金を使わなかった。ただ、旅行は大好きで、それにはお金かかったかな?

父には、毎月現金書留でお金を送っていた。父はそれをずっと貯めておいてくれて、私が結婚するときにそっくり返してくれたが。