あきよししまの人生記録

私の人生ややこしい。いろいろと煩わしい心の中、断ち切るすべを模索中。

どうした?あたし!?

19歳になった10月のある土曜日の夜、会社で仲のよかった子と当時大流行りだったDiscoに出かけた。適当に踊っていたら、ある外国人の男に英語で声をかけられた。小学生の頃から洋楽大好きで、毎日聞きまくっていた私は、ある程度の英語は独学で話せるようになっていた。彼の英語もなんとなくわかって、「やばい!これはナンパだ!!」と思ったが、田舎モンの私は外国人がめずらしくて話すだけならいいかな、と彼とカタコトで話し出した。彼は踊りもうまくナンパも慣れていそうな感じがした。が、少し明るい所で見たら、顔が私好みではなかった。彼も友達と来ていて、連れの彼はちっとも踊らず、テーブルで一人チビチビ飲んでいた。そっちの彼は体が大きくていかついスポーツ選手のようだった。ペラペラしゃべったりしないけど、ニコニコと穏やかで、明るい所でよく見たら、目がとても優しそうで、私の英語もちゃんと聞いてくれようとした。少し話していたら、私と彼はすっかり気が合ってしまった。

ちょっと心残りだったけど、元々朝型の私と友達は早めに引き上げようとしたとき、その大きい方の彼に電話番号を聞かれて、渡した。男の人に簡単に電話番号を渡すなんて、そういう所に慎重な自分にはめずらしいな、と思った。しかも、さっき会ったばかりの外国人に!