あきよししまの人生記録

私の人生ややこしい。いろいろと煩わしい心の中、断ち切るすべを模索中。

サンフランシスコからメリーランド州へ移動

彼はワシントンDCで生まれ、幼少期から高校卒業までをメリーランド州の田舎町で過ごした。小学校からずっとアメフトをやっていて、身長もあれば横幅もある。私など、片手でヒョイッと持ち上げてしまえるくらい大きい人だった。大きくても鍛えていたから締まってはいた。手足は大きいが、顔が小さい。私の一番のお気に入りは、ブロンドに近い茶色(何色って言うの?)のまつげが長さの半分から上にカールしていてとっても可愛かった。一生ビューラーなしでOKってことがうらやましかった。男ばかり4人兄弟の長男で、聞くと、弟たちもみんな似たような体型だと言った。電話で何度か話したことのあるご両親はその声の感じからとても優しそうに思えた。

空港に到着すると、すぐ下の弟が迎えに来ると聞かされていたので、勝手にイケメンを想像してワクワクしてしまった。が、目の前に現れたその男は、全然愛想のない、夫とはあまり似ていない奴だった。私の英語力の問題で、二人の話に入っていけず、しかもよーく聞いているつもりでも何を言っているのかさっぱりわからない。車の中で一人、急に不安になってしまった。