あきよししまの人生記録

私の人生ややこしい。いろいろと煩わしい心の中、断ち切るすべを模索中。

Hello, Maryland! 

不安なまま彼の実家に到着すると、白と黒の小型の犬が2匹で猛烈に尻尾を振って出迎えてくれた。私の実家で飼っていた犬は父が作った小屋で外で暮らしていた。差を感じた。そしてその後ろにニコニコしたガウン姿のおばあちゃん。夫とハグした後、大きく腕を広げて私をギュッとハグしてくれた。夫の祖母は彼女の息子夫婦と同居だった。

夫は予定より早く帰って両親をびっくりさせたいからと、サンフランシスコ滞在を数日切り上げたいと言ったので、私は了承したのだが、彼の実家に着いてみると、両親はバケーションでキャンピングカーで海に行っていて今日はいない、とおばあちゃんに言われた。残念。早く会いたかったのに… ちょっと待って。バ、バケーション!?キャンピングカー!?そんな物持ってるのか!すげぇー!!と、ただただ驚いてしまった。

後でよくよく考えてみたら、夫は田舎育ちで、人混みやビルだらけの街が嫌いな人だった。そう言えば二人でディズニーランドに行った時に私とはぐれてしまい、携帯電話などなかった当時は、アナウンスで呼び出して探してもらうか、ひたすら自分で歩き回って探すしかなく、やっと会えた時には「日本人はみんな髪の色が黒で見つけにくいよ。みんなすごくぶつかってくるし。」とか、ちょっと的外れな文句を言われたが、とにかく人混みでは機嫌が悪くなりやすい人だった。あの時もきっと、大都会サンフランシスコに1週間居て疲れてしまい、早く帰りたくなったんだろうな。私はサンフランシスコをもっと堪能したかったけど。