あきよししまの人生記録

私の人生ややこしい。いろいろと煩わしい心の中、断ち切るすべを模索中。

2度目の奇跡

うちのミラクルちゃんはスクスクと成長してはいたが、風邪をひいた時にはひどくなってしまう子だった。熱を出せば、3-4日は下がらない。ほぼ毎回、中耳炎も一緒に発症した。耳が痛いので、泣き止まないし、見ていてかわいそう過ぎて私もよく一緒に泣いていた。ただの風邪はミラクルちゃんには決して『ただの』で済まなかった。風邪はひきやすい方だったかもしれないが、大病をすることもなく、けがもほとんどしたことないまま大きくなってくれた。

夫の二人の弟たちにも同じ年に偶然男の子が生まれて、いとこ3人が同い年だった。夫の両親は、もちろんどの子も大切にとてもかわいがってくれたが、そろそろ女の子をお願い、と私たち”嫁”に言ったことがあった。息子4人と、孫が立て続けに3人男の子、となれば、まあそう思うのかな、と思ったりしていた。でもそればっかりはねぇ…

うちの子は男の子にしては優しすぎて怖がりで、いとこたちや近所の子たちと遊ばせても女の子にさえ欲しいおもちゃをすぐにとられてしまったり、でも取り返したりはしない子で、グループに入ったら後ろの方から着いていくタイプだった。

そんな私たちに2度目の奇跡が起こった。息子が2歳になる少し前、私はまた妊娠した。今度はあまりにも計画外の事で、本当にびっくりした。3年前には子供をあきらめていたのに2人目を授かるなんて、心から神様に感謝した。

母が生きていたらどんなに喜んでくれたろうとちょっと思ったりした。