あきよししまの人生記録

私の人生ややこしい。いろいろと煩わしい心の中、断ち切るすべを模索中。

初めての七面鳥

彼の実家に着いた時、もうすっかり夜になっていたのだが、アメリ東海岸の夏は、夜9時頃まで暗くならない。玄関で迎えてくれたおばあちゃんは、もうお風呂の後なのか、日本であまり見ないガウン姿だった。土足のまま上がり込み、お風呂の後はどうやって家の中を歩くのだろう、と彼女の足下を見ると、スリッパを履いていた。家の中でも靴のままとは聞いていたけど、私にできるかな、やったとしてもなんか気持ち悪いな、と思った。

夫は弟との久しぶりの再会を楽しんでいる様子で、二人で外に出て、誰かのオートバイをいじっていた。私はどうしていいかわからず、ソファに座って黒い方の犬と遊んでいると、「こんな物しかなくて…」とサンドイッチを作ってくれたおばあちゃんは、私がアジア人である事など全然気にしてない感じで、たどたどしい言葉の私にとても優しく接してくれた。まだ両親には会っていないが、ちょっと安心した。サンドイッチはパンがパサパサしてるな、と思ったけど、中の白っぽいハムのような物とチーズがあまりにもおいしくてびっくりした。なんとか「この白いお肉は何ですか?」と英語で聞くと、「Turkey」と言われたが、「とぅーきー」自体がわからずに聞き返したかったが勇気がなくて後から夫に聞いて、調べて、七面鳥の肉だと判明した。

もし、おばあちゃんに「Turkeyって何?」って聞いていたら、形態模写で七面鳥をマネしてくれたのかな笑笑